東西ちゃんぽん医学

2016.04.08

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最近お世話になっている本です。

著者は内科のお医者さんで、医学部の臨床教授も

されている方です。

この先生の医院のHPをみると、

「病気の治療には東洋医学と西洋医学の長所を織り交ぜた、

東西チャンポン医学がよい」と書かれています。

 

お医者さんとしての視点で病気や症状を診断し、

西洋医学と東洋医学の長所を組み合わせるという発想で

患者さんの診療に当たっておられるそうです。

そうすると、西洋医学だけではなかなか治らない症状も

意外と簡単に治まる事も多いとか…。

 

私が研修をさせて頂いていた整形外科の先生も同じような

考えでした。

薬や注射である程度症状が落ち着いたら、鍼灸での治療も

積極的に勧めていました。

「薬や注射に頼るばかりではなく、自分自身の治ろうとする

力を高めなさい」とか「他力本願ではだめですよ」という話を

よく患者さんにされていたように記憶しています。

骨折の治療もできるだけ手術をせず「保存療法」で治す事に

こだわりとプライドを持っておられました。

 

お灸やはり治療を一般的な治療と組み合わせると、

捻挫や肉離れの治りが早くなったり、交通事故での

むち打ち症に思いのほか効果があったりと

学校では習うことがなかった様々な経験をさせて頂きました。

この発想は今でも大変役に立っています。

 

「東西ちゃんぽん医学」これからも工夫していきます!