今日は恩師とのお別れの日となりました。
63年間、整形外科一筋の先生でした。
昭和40年に当時では珍しい整形外科単独診療科目で
開業され、当初から柔道整復師をパートナーとして信頼し、
厳しくも優しく指導してくださいました。
仕事では本当に厳しく、怖い先生でした。
ここでの経験があったお陰で私は今、仕事ができています。
「私が君達に教えているのは小手先の治し方じゃない! ”物の考え方”だけなんだ!」
叱られる事は多々ありましたが、この言葉が一番印象に残っています。
平成18年に私が福山市で開業してからも、何度か訪ねてきてくださいました。
(いつも突然なので、相当焦りましたが‥(^_^;)
気にかけていて下さったのだと思います。
奇しくも明日で開業から10年となります。
これから先、どのようなかたちでどのような方向に進んでいくべきか、
本質を見極めた上できちんと考えて答えを出さないと、また叱られそうな気がします(^-^;)。
今日は少々感慨にひたっておりますが、明日からは気持ちを切り替えて
次の 10年に向けての新たなスタートの日としたいと思います。