最近、当院ではバレーボールやバスケットボールなど、
部活や体育の授業などで突き指をする学生さんの患者
さんが増えています。
ご本人も親御さんも「単なる突き指」と思って来院
されることがほとんどですが、実はかなりの割合で
骨折を伴っているのが現実です。
患者さんの症状を診た上で、自信を持って
「骨折がありそうですよ」と判断できる場合もありますが、
「ウ~ン、怪しいな~ 骨折してるかな?大丈夫そうにも見えるけど…」
と判断に迷うこともあります。
しかし、原則として怪しいと思ったらレントゲン写真を撮って
もらうために、紹介状を書いて医療機関(整形外科さん)を受診して
いただきます。
適切に対処しないと指が変形したり、関節の動きに制限がでるなど
障害が残ることがあります。
当然、手術の適応となる場合もあります。
「たかが突き指」などとは考えず、おかしいなと思ったら、
専門の医療機関や、対応できる接骨院などで診てもらう
ことをお勧めします。