福山市　千田町鍼灸接骨院の篝（かがり）です。

 

ギックリ腰の時に着けるコルセットのお話。

 

「ギックリ腰になったので勧められてコルセットを
着けたけどあまり痛みが変わらない。」という訴えで
当院に来られる方も多いです。

 

本来、症状に合ったコルセットを着ければ痛みや症状は
ある程度軽減することが期待できます。
(もちろん、効果には個人差がありますが…)

 

では、なぜコルセットを着けたのに症状に変化がない
（場合によっては悪化する）ことがあるのでしょう？

 

皆さんも体調を崩して医療機関を受診させた事があると思います。
診断に基づいたお薬が処方されるはずです。
しかし、そのお薬が症状の原因に合っているものでなければ
症状は軽減しないこともあるでしょう。

 

これと同じ事がギックリ腰の時でも当てはまります。
一言でギックリ腰と言っても痛みの原因は色々あり、
原因に合ったコルセットを着用しなければ症状の軽減を得られない
ばかりか、症状を悪化させてしまうこともあります。

 

では、原因に合ったコルセットを選ぶにはどうしたら良いのか、
コルセットが合わないと思われる方は参考にしてみて下さい。

 

まず両方の脇腹に手を当てて下に下ろすと骨盤の骨に当たります。
ここを左右に結んだ線を基準にして上を腰椎、下を骨盤とします。

 

そして上に着けるものを腰椎コルセット、下に着けるものを
骨盤ベルト（サポーター）と大きく分けてこの２種類になります。
（※上の写真の上段が腰椎コルセット、下段が骨盤ベルトになります）

 

あとは試着してみて症状が楽になる方を選ぶのが
簡単で良い方法だと思います。

 

但しコルセットやベルトだけでは根本的な治療になりません。
痛みの原因に対しての治療も合わせて行う事が大切です。

 

早めに腰痛の得意な医療機関や接骨院などを受診する事を

オススメします。