豪雨の爪痕…

2018.07.15

福山市 千田町鍼灸接骨院の奥本です。

 

記録的豪雨の影響で、お亡くなりになられた方々に
心からお悔やみ申し上げますとともに、
被災された方々にお見舞い申し上げます。
 
千田町に住み始めて8年くらいになりますが、
町が水で浸かった状態を見たのは初めてでした。
 
7/6の夜、避難する人を迎えに行くため
千田町の道路を車で走ったとき、
車がタイヤ半分水に浸かりながら水しぶきを
上げている中で、身の危険を感じました。
 

 
接骨院に来られる患者さんの中にも
ご自宅が床下、床上浸水したり、車が水没してダメになったり、
職場が浸水してしまったりといろいろな被害があったようです。
 
千田ソフトボール部の倉庫も浸水してしまい、
7/10の火曜日は倉庫の大掃除でした。
 
 
私の旦那さんの実家は尾道なので
断水が続いています。
 
ソフトボール部の方々の協力で
ペットボトルを大量に集めて頂いて
我が家で水を入れて
尾道の友人や旦那さんの実家や近所の方に配りました。
 

 

7/7の土曜日は当院の中井先生が土砂崩れの影響で
出勤できなかったり、
篝先生は、車で色んな道を迂回しながら
遅れて出勤したりと、
接骨院もいつもの日常とはなりませんでした。
 
 
雨から1週間経った昨日、
篝先生と私は広島へいく用事があったので
昨日開通した山陽自動車道を通って行きました。
 
 
ギリギリまで新幹線で行くか、あるいは広島に行かないことにするか
悩んでいましたが、
高速道路が開通したとの情報が入ったので
車で行くことができました。
 
福山から本郷を過ぎるまで
特に何もなかったですが
西条あたりから景色が違いました。
 

 
まだまだ痕跡が残っていました。
トンネルの中も結構土砂が残っていて、
道路の砂ほこりが巻き上げられて
車線が見えにくい状況でした。
 
なので50キロの速度制限がかけられていました。
 

 
高速道路の外には
大きな木が大量に転がっていたり
山肌が剥き出しになっていて、
夜に帰るときは
崩れた場所がライトアップされていて
危険な場所がわかるようになっていました。
 
 
広島インターを降りた後の道は、
いつもなら車がたくさん走っていて混んでいるんですが、
すごく空いていて、かなり早く目的地に着きました。
 
高速道路を降りたときは2週間前と変わらない風景で
安心したのですが、いつもとの違いを実感しました。
 
 
ただ、一週間で
酷い状態だった高速道路が復旧したのは
すごいと思いました。
 
1日でも早く、普通の日常が戻りますように…
 
私も非力ですが、
何かできることはあると思うので、
ボランティアに参加したいと思います。