皆さんこんにちは。
福山市 千田町鍼灸接骨院の篝(かがり)です。
既にご存知の方も居られるかと思いますが、
今年の2月20日、バイクのツーリング中に
転倒し、人生初の救急車に乗る事になりました。
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ツーリング仲間のドラレコにバッチリ映っていました!
交差点を右折中に後輪がスリップして
転倒しました。
単独事故なので、他人様にご迷惑をかけることが
なかったのは不幸中の幸いです。
車道から自力で歩道に移動して転がっていると、
一緒に走っていたツーリング仲間達が呼んでくれた
警察と救急隊が到着し、処理が始まりアッという間に
救急指定の病院へ運ばれる事になりました。
搬送先の医療機関でレントゲンとCT撮影を行い、
右鎖骨粉砕骨折と右肋骨骨折(6本12ヶ所)の診断を受け、
即入院&絶対安静となりました。
その時、担当医が一番心配したのは
「外傷性の血気胸」が発症することです。
肋骨が複数個所で骨折した場合、ちょっとした動きで
折れた肋骨の断端が血管や肺を傷つけ、胸腔内に出血したり
空気が漏れて呼吸が出来なくなるという症状です。
(発症したら呼吸困難になるので即、手術です。)
結果から言うと幸いにも10日間の安静で
血胸、気胸どちらにもならずに済みました。
鎖骨粉砕骨折は手術(金属プレートとボルトによる固定)を
するか、保存治療(折れてズレた骨を整復し、ギプスや
バンドで体の外から固定する方法)のどちらを選択するか
迷いました。
担当医に自分が柔道整復師である事を伝えたところ、
「複数個所で折れた肋骨が安定しないと全身麻酔時の
人工呼吸に身体が耐えれないので、鎖骨の手術はすぐに
は出来ません。その間に良く考えて決めてもらって
大丈夫」と言って頂きました。
職場の院長とも相談し、最終的に手術を選択しました。
ウチの院長は、「鎖骨骨折だけを見ると整復して保存治療は可能だろう」
との考えでしたが、「肋骨が複数折れている今の状態で、整復した
上で固定をして整復位(折れた鎖骨にとって良い体のポジション)を
保持するのは、身体的に(痛みに)耐えられないと思う…」との判断で、
保存療法は断念しました
また、「最短で職場復帰出来るのはどちらか」という基準で考えても
手術の方が早いとのことでした。
2/20に負傷し、3/2に手術して3/29に無事に退院することが出来ました。
4月1日より仕事復帰して現在に至ります。
事故から多くの方にご迷惑をお掛けし、そして多くの方に助けて頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m
骨折の癒合を促進する「超音波治療器」です。
職場にも同様の機械があるので、職場復帰後も
時間があるときにその機械を使いつつ、
肩まわりのリハビリに励んでおります。
今後はこれまで以上に安全運転を心がけながら、
鎖骨の抜釘(ボルトとプレートを外す)手術まで
経過の報告をしていこうと思います。