バイク事故… からの復帰まで!

2022.08.03

皆さんこんにちは。

福山市 千田町鍼灸接骨院の篝(かがり)です。

 

既にご存知の方も居られるかと思いますが、

今年の2月20日、バイクのツーリング中に

転倒し、人生初の救急車に乗る事になりました。

 

動画が表示されない方はこちらをクリック!

       

https://youtu.be/WSIOW4Nj-uU

 

 

ツーリング仲間のドラレコにバッチリ映っていました!

 

交差点を右折中に後輪がスリップして

転倒しました。
単独事故なので、他人様にご迷惑をかけることが

なかったのは不幸中の幸いです。

 

車道から自力で歩道に移動して転がっていると、

一緒に走っていたツーリング仲間達が呼んでくれた

警察と救急隊が到着し、処理が始まりアッという間に

救急指定の病院へ運ばれる事になりました。

 

 

搬送先の医療機関でレントゲンとCT撮影を行い、

右鎖骨粉砕骨折と右肋骨骨折(6本12ヶ所)の診断を受け、

即入院&絶対安静となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、担当医が一番心配したのは

「外傷性の血気胸」が発症することです。

 

 

肋骨が複数個所で骨折した場合、ちょっとした動きで

折れた肋骨の断端が血管や肺を傷つけ、胸腔内に出血したり

空気が漏れて呼吸が出来なくなるという症状です。

(発症したら呼吸困難になるので即、手術です。)

 

 

結果から言うと幸いにも10日間の安静で

血胸、気胸どちらにもならずに済みました。

 

鎖骨粉砕骨折は手術(金属プレートとボルトによる固定)を

するか、保存治療(折れてズレた骨を整復し、ギプスや

バンドで体の外から固定する方法)のどちらを選択するか

迷いました。

 

担当医に自分が柔道整復師である事を伝えたところ、

「複数個所で折れた肋骨が安定しないと全身麻酔時の

人工呼吸に身体が耐えれないので、鎖骨の手術はすぐに

は出来ません。その間に良く考えて決めてもらって

大丈夫」と言って頂きました。

 

職場の院長とも相談し、最終的に手術を選択しました。

ウチの院長は、「鎖骨骨折だけを見ると整復して保存治療は可能だろう」

との考えでしたが、「肋骨が複数折れている今の状態で、整復した

上で固定をして整復位(折れた鎖骨にとって良い体のポジション)を

保持するのは、身体的に(痛みに)耐えられないと思う…」との判断で、

保存療法は断念しました

 

また、「最短で職場復帰出来るのはどちらか」という基準で考えても

手術の方が早いとのことでした。

 

 

2/20に負傷し、3/2に手術して3/29に無事に退院することが出来ました。
4月1日より仕事復帰して現在に至ります。

 

事故から多くの方にご迷惑をお掛けし、そして多くの方に助けて頂きました。

 

この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m

 

 

 

骨折の癒合を促進する「超音波治療器」です。

職場にも同様の機械があるので、職場復帰後も

時間があるときにその機械を使いつつ、

肩まわりのリハビリに励んでおります。

 

 

 

今後はこれまで以上に安全運転を心がけながら、

鎖骨の抜釘(ボルトとプレートを外す)手術まで

経過の報告をしていこうと思います。