ボトムアップ理論と栄養学

2018.02.20

福山市 千田町鍼灸接骨院の中井です。

 

先日、広島市での勉強会に参加しました。
 
お二人の先生が講演をしてくださり、
どちらも楽しく勉強させてもらいました。
 
お一人目は、現在、広島県立安芸南高等学校で
サッカー部の監督をされている畑 喜美夫先生。
 
スポーツに関心のある方はよくご存知だと思いますが、
広島観音高校サッカー部の監督に赴任後、
初の全国大会に導き、2006年にはインターハイへの
初出場&初優勝の快挙を果たしたことでも有名になりました。
 
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その後も、数々のタイトルを獲り、
プロ選手も十数人育て、
現在、監督をされている安芸南高等学校も
下位リーグから県ベスト8まで引き上げるなど、
今後にも期待が高まります。
 
畑先生の考える「選手主体のボトムアップ理論」は、
選手の自主性を第一に思い、体罰やペナルティーではない方法で
「どうすれば子供たちが主体的に考え、自ら行動することが出来るか?」 
「どうすれば社会を生き抜く能力・人間性を身につけさせることができるか?」
という考えがベースになっておられます。
 
選手達も畑先生の思いをしっかりと受け止めて
信頼関係が築かれているからチーム力が向上し、
結果へと結びついているのだと思いました。
 
最近出版された畑先生の本では、ボトムアップ理論が
マンガになり、難しい本が苦手な方でも分かりやすく
読みやすくなっています。
 
スポーツをされている子どもさんや、
親御さんにも共通してお勧めできそうです。
 
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私も講演後に購入し、畑先生にサインをいただきました。
 
 
お二人目は安田女子大学の管理栄養士、耒田 美紀先生。
 
私自身、少し前から栄養学の大切さを知るようになり、
現在行われている、平昌オリンピックでメダリストとなった
選手たちもコンディションに応じた「食生活」に気を配り、
専属の栄養士がついていることにも注目していました。
 
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耒田美紀先生もご自身の子どもさんの経験から、
スポーツをするには休養と食生活が大切であることを改めて
感じたそうです。
 
エネルギーが補給されていても、休養がしっかりとれていなければ、
パフォーマンスの低下を招き、身体の成長にも支障が出るそうです。
 
「栄養」「休養」「メンテナンス」のベースがしっかりあってこそ
トレーニングの結果が出てくるようですね。
 
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耒田先生は、現在、クラブチームに所属する子どもさんたちへの
食生活の指導や、食の大切さを伝える活動をされているそうです。
 
私も、もっと栄養学について学びたいと思う講演でした。
 
丸1日、お二人の先生から学ばせていただきました。
違う世界のお話であっても楽しみながら聞くことができ、
自分の治療にも活かしていきたいと思いました。