オキシトシンの役割

2019.12.17

福山市 千田町鍼灸接骨院の中井です。

 

癒しのホルモン「オキシトシン」をご存知ですか?
オキシトシンは痛みやストレスを感じにくくしたり、
身体組織の回復を促進する働きがあると言われています。
 

 
このホルモンは、脳の下垂体というところから分泌される
ことが分かっており、以前より「母と子の愛情と信頼」
に関わるホルモンであることで有名でしたが、最近では、
男女ともに社会性や信頼関係の向上、鎮痛、ストレス緩和、
肥満になりにくいなどの多方面に良い影響を与えることが
分かっています。
 
では、どうすればオキシトシンが分泌されるのでしょう?
 
それは「皮膚への適度な刺激」や「心地よいスキンシップ」が
一つの方法です。
方法は様々ありますが「心地が良い」と感じる
ことがポイントになります。
 
当院のような治療院に置き換えるれば、
手技療法や、はり・きゅう治療などでの体表への刺激が
オキシトシン分泌の条件に一致しているようです。
 
年末の忙しい時期を迎えると、疲れやストレスは
いつも以上になると思います。
 
無理をすると、オキシトシン分泌低下の原因にもなり、
痛みやネガティブな思考を生みやすくします。
 
「頑張りすぎない」ことと、
ご自分のケアを優先にお過ごし下さい( ´ ▽ ` )